建築実務者にとって、設計事務所への転職はキャリアを大きく飛躍させる絶好の機会です。
しかし、転職を成功させるためには、慎重な準備と的確な情報収集が欠かせません。
代表挨拶から設計事務所の実績まで、多角的な視点での確認が重要です。
まずは、自己分析を通じて自分のキャリア目標を明確にし、求める職場環境を確認するところから始めましょう。
この記事を参考に、設計事務所への転職を成功させ、理想のキャリアを築いてください。
このコラムでわかること
Contents
設計事務所への転職を考える前に、まずは下記を考えてみてください。
転職を成功させる第一歩は、自己分析です。
自分のスキルや経験、強みを把握し、設計事務所でどのように活かせるかを考えます。
これにより、適切な職場を選びやすくなります。
次に、自分のキャリア目標を明確にしましょう。
将来的にどのようなプロジェクトに携わりたいか、どのような役割を担いたいかを具体的に設定します。
これにより、適切な設計事務所を選ぶ指針となります。
求める職場環境を確認することも重要です。
ワークライフバランス、職場の雰囲気、同僚との関係など、自分が働きやすい環境を見極めます。
事務所訪問や社員の声を参考にすると良いでしょう。
設計事務所へ転職を考える人向けの情報収集方法は主に下記です。
ほとんどの設計事務所は公式ウェブサイトに代表挨拶を掲載しています。
まずはウェブサイトをチェックし、代表挨拶をじっくり読み込みましょう。
設計事務所のパンフレットや会社案内にも代表挨拶が掲載されていることがあります。
ウェブサイトに掲載されていない場合は、これらの資料を取り寄せて確認します。
代表が業界誌やウェブメディアでインタビューを受けている場合があります。
また、講演やセミナーでの発言録も参考になります。
こうした外部メディアの情報も活用しましょう。
設計事務所の代表挨拶は、その設計事務所がどのような理念やビジョンを持って運営されているかを知る貴重な情報源です。
代表挨拶には、その事務所が目指す方向性や、設計に対する考え方、顧客に対する姿勢などが述べられています。
これらを読むことで、自分の価値観やキャリア目標と事務所のビジョンが一致しているかを確認できます。
具体的なチェックポイントは下記です。
設計事務所が掲げるビジョンやミッションが、自分の設計理念や価値観と一致しているかを確認します。
例えば、持続可能な建築を重視する設計事務所であれば、環境保護やエコに関する言及があるかどうかをチェックします。
代表自身の経歴や実績も重要な情報です。
代表がどのようなプロジェクトを手がけてきたのか、どのような設計哲学を持っているのかを知ることで、その設計事務所の設計スタイルや得意分野を理解できます。
その設計事務所が今後どのような方向性を目指しているのか、どのようなプロジェクトに力を入れていくのかを知ることで、自分のキャリア目標とマッチするかを判断します。
採用情報には、事務所が求める人材像や、職場の文化が反映されています。
これを確認することで、自分がその事務所にフィットするかどうかを判断する手がかりになります。
具体的な確認ポイントは下記です。
募集職種や求めるスキル、経験などが具体的に記載されています。
自分のスキルセットと照らし合わせて、自分が求められている人材像に合致しているかを確認します。
採用ページには、事務所の雰囲気や社員の声が掲載されていることがあります。
これを読むことで、職場の雰囲気や働く環境についてのイメージを掴むことができます。
その設計事務所がどのような研修制度を用意しているか、どのようなキャリアパスがあるかを確認します。
これにより、長期的にキャリアを築くことができるかどうかを判断します。
設計事務所の実績や設計事例を確認することで、その設計事務所がどのような分野で実績を積んでいるか、どのような設計スタイルを持っているかを把握できます。
これにより、自分が携わりたいプロジェクトや分野が一致しているかを確認できます。
具体的な確認ポイントは下記です。
設計事務所が手がけたプロジェクトの種類を確認します。
住宅、商業施設、公共施設など、自分が興味を持っている分野のプロジェクトが多いかどうかをチェックします。
設計事例の写真や図面を見て、その設計事務所の設計スタイルが自分の好みに合っているかを確認します。
モダンなデザイン、伝統的なデザイン、エコフレンドリーなデザインなど、さまざまなスタイルを比較します。
その設計事務所が受賞した賞や、業界での評価を確認します。
受賞歴が豊富な設計事務所は、設計の質が高いと評価されている証拠です。
業界誌や建築アワードのサイトで事務所の実績を確認できますので、受賞プロジェクトの詳細や評価ポイントを知ることができます。
可能であれば、事務所が手がけた建築物を実際に訪れてみましょう。
現地で建物を体感することで、設計の質やデザインの意図をより深く理解できます。
設計事務所への転職を成功させるためには、自己分析から情報収集、応募準備、面接対策まで一貫した計画が必要です。
代表挨拶や実績確認を通じて自分に合った事務所を見極め、応募書類の準備や面接の対策を丁寧に行いましょう。
求人サイトや転職エージェントを利用して、設計事務所の求人情報を確認することもできます。
外部サイトには事務所の評判や社員のレビューが掲載されていることもあります。
現役社員や元社員の声を聞くことができれば、リアルな職場環境や文化を知ることができます。
これらの方法で設計事務所の情報を収集し、自分に最適な転職先を見極めましょう。
情報収集の段階でしっかりと準備をすることで、転職活動をスムーズに進めることができます。
このガイドを参考に、自信を持って転職活動を進め、理想のキャリアを築いてください。
横松建築設計事務所は、設計事務所としての成長を目指す上では、全ての面が強化ポイントです。
より高みを目指すべく、新たに一緒に働いてくれるメンバーを広く募集しております。
横松建築設計事務所へのご応募を検討される方は、下記をご覧ください。
『全てのクライアントに後悔の無い建築を』これは僕にとって絶対に譲れない大切なテーマです。
上記よりも遥かに高価であるはずの建築は『試す』ことができません。
一度建てた建物が満足のいかないものであっても簡単につくりかえることはできません。
これはクライアントにとっても僕たち設計者にとってもとてもリスクが大きいことです。
『後悔』の無い建築をつくりたい。
そのことを見習いの頃からずっと考えてきました。
建築は様々な要素が複雑に絡み合ってできています。
掘っていけばいくらでも項目は挙がります。
例えば今挙げた項目を全て満たす建築。
デザインがよく、安全で、便利で、長持ちして、利益を産む建物を予算内で望み通りのスケジュールで仕上げる。
これらは全てが重要なものですが、相反することもあります。
なので、全部100点満点にすることはほぼ不可能と考えています。
最上のバランスでお客様の要望を具現化するために。
当たり前のことに聞こえますがこれらを総合的に検討しながらお客様の建築を成功と言えるものに導くことが僕たちの仕事だと考えています。
YA+Aは、それぞれの要素の検討の精度を極限まで高められるように研鑽を積みながら進化していけるチームでありたいと考えています。
今後はさらにBIMによる業務の効率化、様々な視点での検討、ビジュアリゼーションによりお施主様とのイメージ共有等様々な点で設計・監理業務の質をより良く向上させ、お施主様の理想の建物の建築に全力を尽くす所存です。
何卒よろしくお願いいたします。
YA+Aには意欲的で優秀なスタッフが在籍しています。
16年以上、大手の設計事務所で修行を積み膨大な知識をもとに設計を安定的に進める事ができるスタッフ、
最先端のBIMを駆使して様々な設計を提供できるスタッフ、
勤続30年以上のベテランスタッフ、
園舎専門の設計事務所で修行を積み園舎設計のエキスパートなスタッフ、
施工会社出身で細やかな気遣いのあるサービスが出来るスタッフ、
デザイン特化型で魅力的な提案をするスタッフ、
補助金や資金計画その他事務的な事をサポートするスタッフ、
BIM技術を社内でサポートするスタッフ、
若く意欲的に成長しているスタッフ。
様々な魅力的なスタッフが連携しながらお客様の建物を計画的にサポートしています。
各自の得意な事をお互いに伝え合いながら成長しています。
仕事の水準を高めるために、YA+Aオリジナルの設計基準テンプレート、ヒアリング集、進捗管理シート、資金計画シート、デザイン確認シートを用いて計画を進め、定期的に社内チャット、ミーティングで各自の状況確認をおこない点検しながら進めています。
また、社外のパートナーとして様々な仲間と協働しながら勉強会など成長の機会を設けて高め合っていける環境をつくっています。
株式会社横松建築設計事務所では、一緒に働いていただける仲間を募集しております。
お気軽にお問い合わせください。
ご応募は下記フォームより、ご入力をお願いします。
03-5284-7106